2024/5/31
けがや疾患などの緩和・改善が期待できることから、再生医療は注目を集めています。
主に再生医療では、自身の幹細胞を採取し、培養して戻すことで、炎症や障害の改善を目指せます。
本記事では、再生医療で使われる幹細胞について詳しく解説していきます。
また、当クリニックで提供している再生医療についても紹介していますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
再生医療には、幹細胞が使用されます。
一概に幹細胞といっても様々な種類があり、代表的なものは下記があげられます。
それぞれの幹細胞の働きや特徴について詳しく解説していきます。
多能性幹細胞は、どのような細胞にも分化でき、基本的には限りなく増殖する能力を持っているのが特徴です。
主にES細胞やiPS細胞などが代表的です。
さまざまな細胞に分化できたり、無限に増殖したりできるのが多能性幹細胞の特性ですが、一方でその特性がリスクでもあります。
どのような細胞にも分化できるため、想定外の細胞に分化したり、突然変異してがん細胞になったりする可能性があります。
体性幹細胞とは、年齢や性別を問わず、人間のさまざまな部位に存在する細胞です。
体性幹細胞の代表的なものには、骨髄移植に使われる造血幹細胞や骨髄幹細胞などがあります。
また、体性幹細胞は特定の細胞に分化するため、突然変異を起こしたり、想定外の細胞に分化したりすることはありません。
自身の細胞から採取できるため、拒否反応を起こしづらいのも体性幹細胞の特徴といえるでしょう。
再生医療のなかでも代表的なのが、自己脂肪由来幹細胞治療です。
自身の脂肪から採取した脂肪細胞を使用するため、拒否反応などが起こりづらいのが特徴です。
ここからは、自己脂肪由来幹細胞治療について上記の2項目に分けて詳しく解説していきます。
自己脂肪由来幹細胞治療とは、自身の脂肪から幹細胞を採取・培養して体内に戻す治療です。
脂肪由来幹細胞は、神経の炎症や障害を起こしている部分に作用し、損傷を治す効果が期待できます。
損傷が治ることで、痛みの原因となる炎症を抑えます。 組織の修復にも十分な効果を発揮し、
この治療方法は、主に変形性膝関節症や変形性腰椎症などの慢性疼痛に効果が期待できます。
また、細胞が新しくなることで身体機能の若返りやアンチエイジングも期待できます。
自己脂肪由来幹細胞治療は、自身の幹細胞を使用しているため、副作用やリスクは少ない傾向があります。
なかには、点滴部位に痛みや腫れが生じるケースもありますが、基本的に数日程度で治まります。
自己脂肪由来幹細胞治療以外にも、当クリニックでは下記の治療を提供しています。
これらの治療は、健康や美容などのアンチエイジング効果を期待できます。
それぞれの治療について詳しく解説していきます。
NMNとは、ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドというビタミンB3に含まれる成分を使用した治療です。
長寿遺伝子や若返り遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子の活性化を期待できます。
主に身体機能の低下を防いだり、眠気や倦怠感を改善したりする効果を期待できるとされています。
エクソソームとは、幹細胞を培養する際に生成される上澄み液を利用した治療です。
損傷した細胞などに働きかけ、回復を促します。
主に身体機能の低下を防いだり、加齢による肌トラブルを改善したりする効果などを期待できます。
PRP皮膚再生療法とは、血液が持つ自己治癒力を利用した治療です。
自身の血液とPRPを分離させ、PRPだけを体内に戻すため、拒否反応を起こすリスクが低いのも特徴です。
主にケガなどの治癒を促進させたり、炎症を抑えたりする効果を期待できます。
幹細胞による再生医療を受けたい方は、ライトクリニックへお越しください。
当クリニックでは、長年自己脂肪由来幹細胞の研究・臨床実験に携わってきた医師がカウンセリングからアフターケアまでを一貫して担当します。
さらに、培地製造に豊富な実績を持つコージンバイオ株式会社と提携し、高品質な細胞培養・管理を徹底しており、安心して治療を受けていただけます。
また、当クリニックは20時まで診療を行っています。
最寄り駅である北新地駅からは徒歩2分でアクセスできるため、通いやすい環境が整っているのも特徴です。
当クリニックに興味がある方は、ぜひ一度無料のオンラインカウンセリングをご予約ください。
カウンセリングの予約は、電話やLINE、メールで受け付けています。
再生療法で使われる幹細胞は、主に多能性幹細胞や体性幹細胞が代表的です。
当クリニックでは、慢性疼痛に効果を期待できる自己脂肪由来幹細胞治療やNMN点滴、PRP皮膚再生療法などを提供しています。
再生療法への理解を深めたい方は、まずカウンセリングを受けるのがおすすめです。
治療への理解を深め、自分に合った治療を見つけましょう。
吹田真一