2024/6/20
再生医療は、機能不全や機能障害に陥った組織や臓器の機能を回復させる治療として注目を集めています。
現時点では治療を受けられるクリニックは少ないものの、国内外で研究が進められており、将来的には一般的な治療になる可能性があります。
本記事では、再生医療の種類について詳しく解説していきます。
再生医療に関するよくある質問も紹介していますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
再生医療には、下記のような種類があります。
NMNやエクソソーム点滴などは、健康や美容などのアンチエイジング目的の方に向いています。
ここからは、それぞれの治療法について詳しく解説していきます。
自己脂肪由来幹細胞治療とは、自身の脂肪細胞から幹細胞を採取し、それらを培養して体内に戻す治療方法です。
脂肪由来幹細胞は、神経の炎症や障害を起こしている部分の組織を修復し、痛みなどを抑える効果が期待できます。
さらに、細胞が新しくなることで身体機能の若返りといったアンチエイジングも目指せるのが特徴です。
また、自己脂肪由来幹細胞治療は、自身の組織から採取した幹細胞を使用しているため、拒絶反応のリスクが低い傾向があります。
NMNとは、ビタミンB6に含まれるニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドという成分を使用した治療です。
NMNにはサーチュイン遺伝子を活性化させる作用があり、老化の抑制や細胞の活性化が期待できます。
身体機能の低下を防ぎたい方や、眠気や倦怠感を改善したい方におすすめです。
真皮線維芽細胞療法は、薄毛や抜け毛の改善や活性化酵素の除去を期待できます。
患者自身の皮膚から真皮線維芽細胞を採取し、培養させて気になる箇所に注入を行います。
細胞を注入された箇所は、コラーゲンやヒアルロン酸などの線維芽細胞の生成が促進され、老化を防いでくれるのです。
エクソソームは、細胞の様々な働きを促すメッセンジャーのような役割を持っています。
そのエクソソームを点滴や注射で体内に取り込むことで、全身の細胞を活性化させて、様々な効果をもたらします。
若返りはもちろん、肌トラブル予防や薄毛改善など様々な効果を期待できます。
PRP皮膚再生療法とは、血液のなかの多血小板血漿が持つ自己治癒力を活用した治療です。
患者から血液を採取し、血液とPRP(多血小板血漿)に分離をさせます。
その後、PRPだけを体内に戻すことで、自己治癒力によって患部の炎症を抑えたり、若返りを期待できます。
再生医療に関するよくある質問をまとめました。
ほかにも気になることがある場合は、遠慮なくカウンセリングの際に相談しておきましょう。
基本的に再生医療は、自身の細胞を培養して体内に戻すため、副作用やリスクは少ないとされています。
ただし、全く副作用がないわけではありません。
自己脂肪由来幹細胞治療では、体の一部から脂肪細胞を採取する必要があります。
小さい範囲の手術ではありますが、十分な麻酔を効かせて行うため、痛みはありません。
ご希望の方には、静脈麻酔も対応しています。
また、点滴や注射タイプの治療も軽微な痛みが伴います。
副作用やリスクについては治療方法によって異なるため、詳しくはカウンセリングの際にご相談ください。
再生医療を提供するクリニックは、必ず厚生労働省からの認可が必要です。
再生医療を行うための様々な審査に通り、認可を取得しないと提供できないため、安全性の心配はありません。
再生医療に興味がある方は、ぜひライトクリニックへお越しください。
当クリニックには、自己脂肪由来幹細胞における研究・臨床実験に携わってきた医師が在籍しています。
豊富な知識や経験を活かし、1人ひとりに合った治療を提供します。
複数のプランを設けているので、自分の予算に合わせたものを選択できるのもポイントです。
また当クリニックは、JR東西線 北新地駅から徒歩2分、地下鉄谷町線 東梅田駅より徒歩5分の立地にあります。
19時まで受付をしており、診療は20時まで行っているため、仕事終わりなどにも治療を受けやすい環境が整っています。
当クリニックに興味がある方は、ぜひ一度オンラインカウンセリングをご予約ください。
カウンセリングの予約は、メールやLINE、電話から受け付けています。
再生医療には、自己脂肪由来幹細胞治療をはじめ、NMNやエクソソーム点滴、PRP皮膚再生療法など様々な種類があります。
それぞれ期待できる効果が異なるため、自分の悩みに合った治療を選ぶことが大切です。
また再生医療について詳しく理解したい方は、一度クリニックでカウンセリングを受けるのがおすすめです。
再生医療への理解を深め、悩みの改善を目指しましょう。
吹田真一