2024/6/23
再生医療とは、障害や炎症を起こしている組織や細胞の緩和・改善を図る治療です。
一口に再生医療といっても、さまざまな治療法があり、期待できる効果が異なります。
自分に合った治療を選ぶためにも、治療方法について理解を深めることが大切です。
本記事では、再生医療の治療法について詳しく解説していきます。
また、再生医療の効果やメリット・デメリットも紹介していますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
再生医療に期待できる代表的な効果は、下記があげられます。
それぞれの効果について詳しく解説していきます。
1つ目の効果は、慢性疼痛の改善です。
慢性疼痛とは、数ヶ月から数年かけて持続・再発する痛みのことを指します。
主に再生医療で改善を期待できる症状は、下記があげられます。
ほかにも改善を目指せる症状があります。
悩みが再生医療に合っているか気になる方は、一度クリニックで相談するのがおすすめです。
再生医療は、慢性疼痛以外にも健康や美容などのアンチエイジング効果も期待できます。
老化した細胞を再生医療で活性化させることで、体の健康機能を取り戻すことができます。
従来のアンチエイジングケアは、老化のスピードを抑えるために抗加齢成分を取り入れる治療が主流でした。
一方、再生医療は、加齢のスピードを抑えるのではなく、老化した細胞を取り替え、新しい細胞を生成することでアンチエイジングを行います。
そのため、既に細胞が機能していなかったり、従来の治療で思うような効果を得られなかったりした方でも効果を期待できるのが特徴です。
再生医療には、様々な治療法があります。
そのなかでも慢性疼痛やアンチエイジングを期待できる治療は、下記があげられます。
ほかにも治療法はあるため、自分に合った治療を見つけることが大切です。
上記の3つの治療について詳しく解説していきます。
自己脂肪由来幹細胞治療とは、自身の脂肪細胞から採取した幹細胞を使用した治療法です。
脂肪由来幹細胞は、神経の炎症や障害を修復し、痛みを抑える効果が期待できます。
関節痛や頭痛、リウマチの痛みなど、さまざまな慢性疼痛を抱えている方に向いています。
また、自己脂肪由来幹細胞治療は、自身の細胞を採取・培養しているため、拒絶反応を起こすリスクが低いのも特徴です。
NMNとはビタミンB6に含まれるニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドを利用した治療法です。
NMNにはサーチュイン遺伝子を活性化させる作用があり、老化の抑制を期待できます。
点滴は治療時間が短いため、忙しい方でも手軽にアンチエイジングを行えるのがメリットです。
PRP皮膚再生療法は、血液に含まれる(多血小板血漿)を使用した治療法です。
多血小板血漿は、自己治癒力に長けており、身体機能の回復や若返り効果を期待できます。
ケガの炎症を治したり、肌のエイジングをしたりしたい方に向いています。
再生医療のメリットは、下記があげられます。
再生医療は、自身の細胞を採取・培養して体内に戻すため、副作用やリスクを起こす確率が低いとされています。
また治療法にもよりますが、注射タイプの治療は治療時間が短いのもメリットです。
ほかにも従来の治療では効果を実感できなかった人でも、効果を期待できる可能性があります。
一方で再生医療は、下記のようなデメリットが伴います。
再生医療は、様々な治療に比べると費用が高いといったデメリットがあります。
治療を受けたくても費用がネックになり、受けられない人も。
また効果の現れ方に個人差があることも理解しておきましょう。
再生医療を受けたい方は、ライトクリニックへお越しください。
当クリニックには、大学病院の研究室と提携し、自己脂肪由来幹細胞の研究・臨床実験に携わってきた医師が在籍しています。
担当医がカウンセリングからアフターケアまでを一貫して担当するため、不安や気になることはすぐにご相談いただけます。
また、当クリニックでは慢性疼痛やアンチエイジングの治療を行っています。
自己脂肪由来幹細胞治療以外にも、いくつかの治療を扱っているため、興味がある方はぜひ一度ご相談ください。
当クリニックではオンラインでカウンセリングを行っているので、遠方の方でも受けやすい環境が整っています。
オンラインカウンセリングの予約は、公式サイトやメール、LINEから受け付けています。
再生医療には、自己脂肪由来幹細胞治療やNMN、エクソソームなど様々な治療法があります。
それぞれ期待できる効果が異なるため、自分に合った治療を選ぶことが大切です。
信頼できる医師とよく相談し、治療をはじめましょう。
吹田真一